中学受験について
目次(見出しをクリックすると該当箇所に飛びます。)
1.SAPIX生
2.四谷大塚・早稲田アカデミー、四谷準拠塾生
3.個人塾、他集団塾生
4.よく寄せられるご質問
SAPIX生
◆5年生
この学年が一番習うべき事柄が多い学年です。2月までに主要な特殊算はすべてやり終えてしまうので、完全に6年生に向けた土台作りの学年となります。この学年時に算数が躓き始めて「基礎部分だけ(デイリーサポートのD、Eレベルは扱わない)」になってしまうと、6年生の算数で浮上するのはかなり至難となってしまいます。
ここは踏ん張ってEレベルまできちんと扱っておきたいところです。お母さんやお父さんが教えられるようならサポートしてあげた方がいいです。
6年生で算数の点数が降下する生徒の多くが、5年生時の算数で点数のばらつきが出始めたりして苦戦し始めている場合が多いです。テスト結果が乱高下し始めたら要注意です。ここをしっかりと理解して乗り切らないと、6年生で発展的な内容が多くなったときに手も足も出せない状態になってしまいます。
サピックス生の入会が多くなるのも5年生12月~2月です。多くの生徒が夏休みぐらいから苦戦し始めて夏休み後のテストからガクンと成績が下がってしまいご相談に来られます。
◆6年生
6年生になると土特も始まり、膨大な算数のテキストの量と難解な問題が増えてきて勉強時間の大半を算数に注ぎ込んでしまう生徒が多いと思います。(その原因は5年生の土台作りで失敗)
そのため他教科が伸びない、他教科の成績が下がってしまうといったことが起こります。
確かに入試では算数の得点に大きく差が出ますが、他教科が足を引っ張っては元も子もありません。サピックスのテキストの中からやらなくてもよい不必要な問題を抜き取り、志望校の算数の問題レベルに合う問題をピックアップしてやるべきことを整理してあげます。
当塾のサピックス生達の受講科目は算数または理科がほとんどで、生徒個々に合わせてサピックスの算数の先々を見据えた対策により、算数に余裕が生まれることで他教科に時間が取れるようになり、各科目間の勉強のバランスがよくなった結果、4科目合計で志望校を勝ち取ることが出来るのです。
サピックス生の合格実績
5年6月入会I君
入塾時算数偏差値 マンスリー 49前後→12月最終クラスI → 駒場東邦等合格
受講科目 算数・理科・国語・社会
5年6月入会I君
入塾時算数偏差値 マンスリー 53前後→12月最終クラスα2 → 麻布・聖光・浅野等合格
受講科目 算数・理科・国語
6年2月入会Kさん
入塾時算数偏差値 マンスリー 50前後→12月最終クラスH → フェリス等合格
受講科目 算数
6年2月入会I君
入塾時算数偏差値 マンスリー 50前後 →12月最終クラスF → 浅野・世田谷学園等合格
受講科目 算数
6年3月入会M君
入塾時算数偏差値 マンスリー 52前後 →12月最終クラスG → 慶應普通部・慶應中等合格・サレジオ等合格
受講科目 算数
6年7月入会M君
入塾時算数偏差値 マンスリー 51前後 →12月最終クラスI → 慶應普通部・浅野等合格
受講科目 算数・国語
6年6月入会H君
入塾時算数偏差値 マンスリー 43前後 →12月最終クラスC → 浅野・世田谷学園等合格
受講科目 算数・理科
6年7月入会Hさん
入塾時算数偏差値 マンスリー 47前後 →12月最終クラスF → 青山学院・学習院女子等合格
受講科目 算数・国語
保護者様のお悩み例
□算数の苦手意識が強くて、算数の点数が足を引っ張ってクラスが上がれない・・・
□算数が偏差値60以上のときもあれば偏差値40台のときもあり、かなり乱高下するようになった・・・
□算数や理科の勉強を嫌いだから後回しにしてしまう・・・・・
□サピックスの教材をいろいろ購入したが、やり切れない・・・・・・
□親が算数や理科の分からない部分を教えてあげることができない・・・
□サピックスの先生の言う通りだけやっていればいいのかしら・・・・・・
□そもそも受験できるのか・・・・・・・
□志望校は最難関を目指しているわけではないのに、これだけの量をやる必要があるのかしら・・・・
□毎日夜遅くまで勉強しているので、このまま続くと体が心配で・・・・・・・
↑こんな悩みを抱えていらっしゃる保護者様は多いです。お子様がつぶれてしまう前にご相談ください!!
四谷大塚・早稲田アカデミー、四谷準拠塾生
四谷・早稲アカともに予習シリーズを主として扱うのでまとめさせていただきました。
大きく変わったのは予習シリーズの改定です。従来の予習シリーズと進め方そのものが変わっているので、従来のものを使い慣れた塾の先生は扱いにくさを感じていると思います。
従来のものは1週間に2単元ずつ進めていましたが、今回のものは1回ずつまとめられています。
しかし、問題レベルが同一回の中でも飛躍することがあるので、体系的に理解できていない生徒も多いです。
「基本演習」や「実力完成問題集」などのテキストを上手く使いこなして演習していかないと、解法の理解が浅いまま次の単元に進んでしまうので、問題集の扱い方に気を付けることが大事です。
予習シリーズの対策は、同じ単元の中でも類題をいかに用意してあげて多くこなすかが鍵となるでしょう。
予習シリーズでの弊害を挙げるならば、予習シリーズならではの問題が多いことでしょう。そして解き方に自由さが認められないことが多いので、意外と過去問に入った時に解法を知らないことが多く(知らないというより気付けない場合も多いです)、算数で足を引っ張ることが多いです。
四谷・早稲アカ生の合格実績
6年2月入会Mさん
入塾時算数偏差値 四谷合不合予備テストC 50前後 → 横浜雙葉・洗足学園等合格
受講科目 算数
6年6月入会Tさん
入塾時算数偏差値 四谷合不合予備テストC 53前後 → 立教女学院等合格
受講科目 算数・国語
6年7月入会Aさん
入塾時算数偏差値 四谷合不合予備テストA 43前後 → 大妻多摩等合格
受講科目 算数・国語
5年4月入会Iさん
入塾時算数偏差値 四谷合不合予備テストA 40前後 → 日大(日吉)等合格
受講科目 算数
6年10月入会Oさん
入塾時理科偏差値 四谷合不合予備テストB 50前後 → 大妻・日本女子大付属・普連土等合格
受講科目 算数・理科
5年3月入会Fさん
入塾時算数偏差値 四谷合不合 40前後 → 香蘭等合格
受講科目 算数・国語
6年5月入会I君
入塾時算数偏差値 四谷合不合 45前後 → 東京都市大学付属等合格
受講科目 算数・理科・国語・社会
個人塾、他集団塾生
個人塾の多くは四谷の合不合、首都圏模試(統一合判)を利用していますが、ご存じの通り問題レベルに大きな差がありますので単純に偏差値のみで志望校は決めない方がいいでしょう。
模試はあくまで模試で目安になるだけですから、しっかりと志望校の問題とレベル、本人の実力を見極めていかなければいけません。
日能研テストや四谷大塚模試、首都圏模試(統一合判)が受験者数(6年生で1万人以上)の多い模試となります。
その中で問題のレベルが一番やさしいのが首都圏模試(統一合判)です。
上位校(首都圏模試で偏差値60以上)は入試問題レベルが模試よりも格段に高いので、判定で合格ライン80%の偏差値を超えていても過去問になった時に対応できるかどうかは別問題です。
個人塾や小・中規模の集団塾では、塾内での出来をそのまま志望校選定に結び付けられないことが多いので、首都圏模試(統一合判)のような外部模試の判定を参考にすると思いますが、普段扱っている問題のレベルや量、本人のその単元の理解度をしっかりと測っていく必要があります。
よく寄せられる御質問
理数個別指導学院では算数と理科だけしか見てもらえないのですか?
→そんなことはございません。しかし中学受験はかなり特殊ですので専門的な教え方が必要になってきます。一部の講師のみ中学受験の特殊な国語・社会も教えています。
個別指導だけでは受験は無理でしょうか?
→確かに競争という部分で物足りないのが個別指導でしょう。でも集団のペースが合わない、じっくりとその子に合わせて教えてもらえれば理解出来る子が多いのも事実です。先々を考えて一つ一つしっかり身に付けさせたいということで、個別を中心に考えられる方も多いです。
個別と集団のダブルでは本人の負担が大きいのでは?
→他の個別指導塾や家庭教師のなかには、「集団についていけていないから、別カリキュラムでやらせていただきます」「基礎が出来ていないので、別テキストで基礎を強化します」と通っている集団塾とは別なことをする場合があります。これでは単純にダブルスクールで「塾」に通う日数そのものが増え、宿題も別に増えるだけなので、負担以外の何物でもありません。
理数個別では基本的に「集団に通う以上は集団の中で成績を上げて、モチベーションそのものを好転させる」をモットーに授業を行うので、通われている集団塾に完全に合わせて予・復習を行います。
通われている「集団塾の授業が分かるようになった」「宿題に時間がかからなくなった」「親が悪戦苦闘して教える手間が省けるようになった」というお声を頂戴しております。
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